服装

女性の浴衣の着方とマナー@通販サイトで人気の浴衣とは?

 

桜の季節が終わり、もう少しすると楽しいイベント盛りだくさんの暑~い夏がやってきます。

 

花火大会に夏祭り、バーベキューに海水浴と、みなさん今年はどんな計画を立てようと思っていますか?

 

蒸し蒸しとした時期が近づいてくると、私は毎年無性に浴衣が恋しくなってしまうのです。暑い夏の夜、さらりと浴衣を着こなした女性が街を歩く姿は「日本人でよかったな~」と言う気持ちにさせてくれるものです。

 

 

でも浴衣は一人じゃ着られないし着方も知らないし・・・・・なんて思って毎年あきらめている方はいませんか?

 

いやいや、あきらめるのはまだ早いです!今回はそんな諦めモードの皆さんに、浴衣は数回練習を重ねれば自分で着つけられるものなのだという事実を知っていただきたいと思い、浴衣に関するあれこれをご紹介することにしました。

 

今年こそぜひ自分で着つけた浴衣で、情緒たっぷりに日本の夏を楽しんでみませんか?

 

 

 

基本的な女性の浴衣の着方とは

 
女性 浴衣 人気
 

まずは基本的な女性の浴衣の着方についてご説明します。

 

最初にヘアメイクは済ませておきましょう。次に浴衣用の下着をつけ、必要であればウエスト周りにあんことなるタオルなどを巻きつけて、体型の補正をするようにします。

 

そこまでできたら浴衣を羽織り、背中に通っている縫い目がちょうど背中の真ん中にくるように整えます。そうしたら今度は左右のえりの先を合わせて、えり先から20cmほどのところを持ちながら上にあげるようにして、裾の高さがくるぶしのあたりにくるよう調整します。

 

次に腰回りの生地をたくし上げた状態で右側のえり先を右手で持って左の脇腹のあたりへ持っていって挟み込むようにし、同様に左側のえり先を左手で持ったら上からかぶせるようにして右の脇腹のほうに持っていきます。

 

その状態でたるんでいる生地の下で下半身がきれいになるよう整えて、浴衣を固定するようにウエストの位置で腰ひもを結びます。脇の下に空いている小さな口から両手を入れてたるんだ部分をキレイに伸ばすのですが、この時前だけでなく後ろにも手を入れて全体をしわなくきれいに伸ばすようにしてください。

 

次にコーリングベルトと呼ばれる小物の片方の端を脇の下の口から入れてえりの端を留め、背中から前に回すようにして反対側のえりに留め、しっかりと固定します。それから浴衣の背中を下に引っ張るようにして襟足の部分にこぶしひとつ分の隙間を作って固定します。

 

最後に伊達締めと呼ばれる幅の広いマジックテープのベルトのようなものをウエストに巻いて浴衣をしっかりと固定します。ここまでできたら次に帯の巻き方をご説明します。

 

 

帯の結び方にはいくつか代表的な形がありますが、中でも最もポピュラーで比較的結びやすい「蝶結び」をご紹介します。

 

まず帯の端から50cmほどのところまでを二つ折りにしていきます。そして輪になっているほうを下にして胸の前に合わせ、二つ折りになっている端を右の肩上にかけるようにして輪側をピンチで襟元に留めましょう。

 

おへその少し上のあたりで輪になっている側の一か所を指で押さえ、下に下がっている長いほうの帯がきれいに腰に回るよう、三角形を作るように内開きにたたみます。たためたらそのまま銅をぐるっとふた巻きし、巻き終わりにきゅっと引っ張るようにしておくと帯が緩みづらくなります。

 

ふた巻きしたら帯の上の部分で結び目を作るのですが、胴に回した長いほうの帯を斜めに折り上げるようにしておくと、結び目がかさばりにくくなります。折り上げたほうの帯を肩にかけていた短いほうの下にくぐらせるようにして結び、クロスした両端が上下になるようねじり上げておきましょう。

 

次に羽根の部分を作るのですが、長いほうの帯を端から2回巻きだたみをしていきます。その時の長さですが、ひと巻き目は約35cmくらいになるようにし、ふた巻き目は約25cmくらいになるよう巻きだたみをすると、重なる羽根の大きさを変えることができます。

 

巻きだたみができたら、ふた巻き目がひと巻き目の上にくるよう位置を5~7cmほどずらしておくようにしましょう。次に山ひだを作るのですが、ずらしておいたそれぞれの帯の中央に山を作り、そこから両サイドを折り上げると山ひだが出来上がります。

 

そしてそれぞれの羽根の中央を重ねて持ち、中央が結び目の上にくるように位置を合わせたら、肩にかけていた短いほうの帯を羽根の中央を上からくるむように巻きつけます。片方の手を裾のほうから帯の下に入れて、羽根の中央をくるんだ帯の端をつかんで下に引っ張ります。下に引っ張り出した帯の余った部分は内側に折りたたんで帯の中にしまいこみます。

 

そこまで完了したらそれぞれの羽根の左右を引き出して山ひだを揃えながら形を整えていきます。羽根が出来上がったら今度は帯の下側を両手で持ち、右回りに後ろへ回していきましょう。この時に逆回りにしてしまうとえりが崩れてしまうので気を付けてください。
最後に前側の帯の下に前板を入れれば出来上がりです。

 

 

ここまではお出掛け着としての浴衣の着方についてお話ししましたが、次により多くの方になじみ深い、温泉宿での浴衣の着方についてお話ししたいと思います。

 

まずはサイズ選びからですが、たいていの温泉宿では大・中・小など3種類程度の浴衣が用意されているかと思います。ついいつも着ているサイズを選びがちになるかもしれませんが、せっかくならいったん羽織ってみて、裾丈がくるぶしが見えるあたりにくるサイズを選ぶといいでしょう。

 

小柄な方の場合は、おはしょりと言って腰の部分で余った生地をたくし上げ、帯紐で留めて裾丈を合わせるようにするときれいに着こなせます。念のためストッキングなどを用意しておくと帯紐代わりに使えますし、伸縮性があるのでリラックスするのにも邪魔になりません。

 

サイズが決まったら次は下着の選び方になります。

 

基本的には温泉の浴衣の下は素肌で構わないのですが、気になる方はスポーツタイプのブラやカップ付きのキャミソールなどを中に着けると浴衣に響かなくていいでしょう。

 

次に着付け方法ですが、こちらは右を下に身頃を合わせて、上から帯で留めるだけとなりますが、首の後ろの部分をお出掛け着の浴衣のようにこぶしひとつ分開けてしまうと、生地に張りのない宿の浴衣ではだらしなく見えてしまい、時間とともに襟元が広がっていく原因にもなりますので、うなじが少し見える程度にしておくのがいいと思います。

 

 

 

浴衣を着る上でのマナーや注意点

 

 

普段から頻繁に身につけるものではないだけに、慣れない動作で浴衣が着崩れてしまったり、せっかくの女性らしさが失われるようなことがないよう、身につけたい所作などをご紹介しておきます。

 

【気を付けたい立ち居振る舞いやマナー】

 

座る・立つ

 

正座をするときはどちらかの足を少し引き、両方の膝を同時に曲げながら片膝ずつ畳につけるようにします。立つときにはまず腰を上げて両手をつき、両膝を同時に畳から離しますが、この時に裾が乱れないよう手で一度押さえてから立ち上がるようにしましょう。また椅子の場合も、帯がつぶれないよう背もたれにはもたれないようにし、しわにならないように裾まわりにも気を配りつつ座るようにするといいですね。

 

姿勢

 

肩の力を抜き無理に胸を張ったりせず自然な姿勢をとります。あごは引くようにして足は内股気味に、膝を揃えて立つととても美しい姿勢となります。

 

手を伸ばす

 

のばそうとする手の反対の手で袖口やたもとを押さえるようにすると、浴衣を汚したり物を倒してしまうことも防げますし、何よりとても優雅で美しい所作に映ります。

 

トイレ

裾を汚すことを避けるためには極力洋式トイレを使うようにするといいでしょう。個室に入ったら浴衣のすそを腰の上までたくし上げ、裾を帯に挟み込むようにしてから用を足します。個室から出るときは、下半身によれやしわができていないかチェックを忘れないようにしてくださいね。

 

⑤歩き方

 

できるだけ歩幅は小さく、内股気味に歩くと美しく見えます。もちろん大股歩きやがに股などは問題外ですので、急いでいるときでも少なくとも着物の幅以上に足を開くことがないように気を付けましょう。

 

お呼ばれされたら

 

裸足のままお宅に上がるのはよろしくありませんので、お呼ばれされたときは足袋を一足持参して履いてから上がらせていただくようにしたいです。室内を歩く際は、畳のヘリや敷居を踏むことはマナー違反ですので注意してくださいね。

 

【トラブル対策】

 

着崩れしてしまったら

 

・前身頃がはだけた時

 

下前がはだけた時は左手を脇の下に空いた口に入れてえりを引くと直ります。上前がはだけた時は折り返してあるおはしょりの上側の一枚を手にとって下に引くと直すことができます。

 

・裾がずれた時

 

上前を持ち上げるようにした状態で下前を引き上げて腰紐の上に押し込むようにします。次に持ち上げていた上前も引き上げて同じように腰紐の上に押し込んでずれを直します。

 

・帯が苦しい時

 

帯の下部を持って下に引き下げるようにすると、上部に余裕ができみぞおちあたりの締め付けが緩むのでだいぶ楽になると思います。

 

下駄の鼻緒が当たって痛くなったら

 

鼻緒が長いまま履いていると痛くなってしまうので、最初に調整しておくと安心です。歩いている間にどうしても痛くなってしまったら、ドラッグストアなどで売っている指の間の痛みを緩和するグッズなどを使うとかなり痛みが軽減するようです。

 

食べこぼしのシミを付けてしまったら

 

ハンカチなど乾いた布をシミのついた箇所の下に敷き、濡らした布で上からたたいて汚れを落とします。それから濡れた部分を乾いた布でたたくようにしてシミをぼかすようにしてください。

 

 

 

おすすめの通販サイトや人気の浴衣は?

 

 

では最後におすすめの浴衣の通販ショップと、今人気の浴衣をいくつかご紹介したいと思います。

 

きもの京小町

 

こちらのお店は着物専門店です。「着物」は着てもらって初めて「着物」であるというコンセプトのもと、着物も浴衣もすべて手の届きやすい卸値価格で販売されているショップです。浴衣を着るのに必要なものがすべてセットになった「浴衣7点デビューフルセット」と言う商品は、浴衣用の下着から履き心地のいい下駄まですべてがセットになっていますので、文字通り浴衣デビューの方にちょうどいいのではないでしょうか。
柄も古典的な柄を中心にショップオリジナル柄8種類+柄を選びきれない方のためにスタッフにお任せと言う選択もできるそうです。ショップのサイトには着付け方法の動画ビデオもあり、これだけ至れり尽くせりで送料・税込8,800円はかなりお買い得ではないでしょうか。

 

京都きものcafe

 

こちらも着物専門店でありながらお手頃な価格設定で人気のショップです。基本のセットは浴衣と帯と下駄に腰紐の4点セットで税込み5,200円ですが、オプションで必要な小物がすべてそろった小物セットを付けたり、帯もより高級なものにアップグレードすることや、自分で結ぶ自身のない方には作り帯に変更することもできるので、初心者から2枚目、3枚目の方にもちょうどいい内容かと思います。

 

浴衣の柄は大人の女性にも似合うすっきりとした柄を中心に10種類から選ぶことができ、帯の柄もかなり豊富なので、好みのコーディネートで揃えることができると思います。レビューを書くと送料が無料になるようですので、購入されたらぜひレビューを書いてお得にお買い物をしちゃってくださいね。

 

SOUBIEN

 

最後の一着は、上記二つのものとは趣が異なる、人気ブランドの未仕立て商品になります。洋服のブランドでも有名な「TSUMORI CHISATO」デザインの浴衣生地で、こちらのブランドらしい手描きの格子模様と猫の顔のシルエットが描かれた、大人可愛いモダンなデザインとなっています。

 

既成の浴衣はもう何枚も持っているという方に、今年の夏はより個性的なデザインの浴衣を楽しんでもらいたいと思いご紹介します。クリーム色の地布に赤い格子柄と、さまざまな色合いの猫のシルエットがちりばめられていて、染めは珍しい「注染」と呼ばれる染め方で作られており、味わいのあるぼかしが全体をやさしい印象に仕上げています。

 

こちらは仕立て前のもので反物のみ送料込24,686円と少し高価になりますが、TSUMORI CHISATOのテイストがお好きな方にはきっと気に入ってもらえるデザインだと思います。素材は綿100%で洗濯に強いため、自宅で手入れができるのも嬉しいですね。ただしお仕立て代は別になっていますので、ご注意ください。

 

 

 

まとめ

 

 

浴衣の魅力についてご紹介してまいりましたが、今年はチャレンジしてみようかなという気持ちになっていただけたでしょうか?

 

最近はユニクロなどでも浴衣を扱うようになり、より手頃で身近な存在になってきたように思いますが、それでも何もないのに普段から浴衣を着ようと思う方はまだまだ少ないですよね。

 

しかし昔から日本に定着している衣料である浴衣は、日本の風土にも合った合理的な衣料であるともいえるのです。

 

あまり気負わず普段着の延長として、日ごろから浴衣を着る習慣が浸透していくと嬉しいなと思いつつ、この記事を読んだ皆さんに少しでも浴衣の魅力が伝わっていれば嬉しく思います。

 

今年の夏は少しでも多くの浴衣美人を街で見かけることができますように!